リヤラダーに地デジアンテナ取付

指向性のアンテナ

車中泊にはテレビが欲しい

 車中泊を楽しむ上で、夜の時間をどう過ごすかは大きなポイントですよね。
私たちにとって、車中泊の夜に欠かせないものの一つがテレビでした。
ニュースや天気予報を確認したり、好きな番組を見たりすることで、自宅にいるような快適さを感じることができるからです。

今回は、私たちが車中泊用に地デジアンテナを取り付けた経験と、その試行錯誤についてご紹介します。

 初めての地デジアンテナ取り付け

地デジアンテナ

 最初に取り付けたのは、ANTOPの地デジアンテナでした。
無指向性地デジアンテナで八木アンテナほどの感度があるという説明でした。
それをリアラダーに取り付けて、車中泊用のテレビ環境を整えました。
しかし、このアンテナには一つ大きな問題がありました。それは、走行時の空気抵抗が非常に大きかったことです。

そのため、このアンテナは残念ながら使用を断念し、以前に使っていた別のアンテナに戻すことになりました。

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地デジ アンテナ  UH F対応 スマートパス増幅 360度全方位受信
5M同軸ケーブル付き 防水 抗UV /RV用  AT-JP416B


 選んだ地デジアンテナとその性能

 使用していたのは、「UH F対応 スマートパス増幅 360度全方位受信」の無指向性地デジアンテナ(AT-JP416B)です。このアンテナは防水仕様で、5Mの同軸ケーブル付き。市販の金具を使い、垂直に取り付けました。

 ただし、無指向性アンテナは、家庭用の指向性アンテナほど感度は良くありませんでした。
受信できる放送局は1局か2局がほとんど。その他のチャンネルは映らなかったり、画面がチラついたりすることがほとんどでした。

 さらに、道の駅やサービスエリアで大型トラックが近くを通ると、雑音が入って画面が乱れることもありました。それでも、その日のニュースや明日の天気を確認できるだけで満足度は高いです。大きな画面で番組を楽しむことができるので、自宅と変わらない快適な夜を過ごせています。

 手作りアンテナ「ヘンテナ」の挑戦

 アンテナ選びに試行錯誤する中で、手作りで「ヘンテナ」と呼ばれるものも作ってみました。このアンテナは、走行時には低く縮められる設計で邪魔にならず、車中泊時には上に伸ばして感度を良くする工夫を施しました。

 見た目こそ市販品より劣りますが、空気抵抗が少なく、受信感度も市販のアンテナより良いと感じる場面もありました。
ただし、このヘンテナも地域によって性能に差があり、特に北海道では全く役に立たなかったという苦い経験があります。

 

ヘンテナ

ヘンテナ

 現在のテレビ環境

無指向性地デジアンテナ

収納状態の指向性アンテナ

 現在は指向性地デジアンテナと感度の良いブースター付き格安アンテナを併用しています。
まずは無指向性地デジアンテナで映り具合をチェックし、それでもダメな場合は指向性アンテナを伸ばして地デジ放送を見るようにしています。
それでも映らない場合は、BSアンテナを伸ばしてBS放送を楽しむという流れです。

 この方法で、どんな地域でも比較的安定したテレビ視聴環境を確保できています。

 まとめ

 車中泊でテレビを見るためには、地域や環境に応じたアンテナ選びが重要です。私たちも試行錯誤しながら、自分たちに合ったテレビ環境を整えてきました。手作りアンテナや市販品など、いろいろ試してみることで、自分たちに最適な方法が見つかるかもしれません。

 車中泊の夜をもっと快適にするために、ぜひあなたも自分に合ったアンテナ選びに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

 

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