車中泊をするときに行うこと
まずは「何処に行こうか」と決めることから始まる
北海道に行きたい、九州に行きたい、日本一周をしたい。
日本中、行ってみたいところ、訪れていないところはまだまだ有ります。
もちろん、「もう全国を回ってしまったよ」という先輩方もおられます。
それでも、「あそこには、もう一度行きたい」とか「あの街を、今度はゆっくりと歩いてみたい」など、思い立つこともあるはずです。
車中泊は、「何処かに行こうか」と、思い立った時に出かけられる、気軽な旅ができる方法です。
私の計画の立て方は、まず行くところ見たいところを、ふたりの興味に合わせて拾っていくことが始まります。
そして、ある程度の行程と日数を計画するという順番になります。
車中泊の方法には、十人十色で、予定なしで、行きたい地域だけを決めて、後はその都度決めながら行くという方もいます。
日々の行事や、何の予定もない、経済的にも余裕のある生活をしているのであれば、それでもいいのかもしれません。
ですが、私の場合は、一応まだ仕事をしていますし、予算のことやら日数なども考えないといけないので、ある程度の計画を立ててからでないと発つことができないのが現実です。
でも、一番は、性格的なものがあるとは思うのですが、観光する場所の駐車場の位置や入口などをある程度調べておかないと、車の高さが問題になることがあったり、前もって調べておかないと、現地に行って駐車場に入れないとかの問題が、調べていくと結構あるのです。
走行距離と走行時間を調べる
行くところが決まったら、地図を見ながら大体のルートを探していきます。
朝は8時頃に出発して最初の観光地などの予定地までの距離と走行時間を調べていきます。
走行距離と走行時間を調べるのに、私はゼンリンの「いっつもNAVI」を使っています。
スマホなどのソフトも走行距離と走行時間を調べることができますが、あくまでも現在地からの距離と時間しか調べることが出来ません。
googleなどにも距離を調べる機能はあるのですが、直線距離を測ることしかできません。
ゼンリンの「いっつもNAVI」は、有料ですが、走行速度と、ある地点から地点までを指定すると、距離と走行時間、高速道路だと、高速料金も表示してくれます。
走行速度は、一般道で40km/時、高速道路で80km/時で調べると、一般道での信号待ち時間や、高速でのトイレ休憩などがあっても、ほどほど時間的には合うようです。
1日の日程を決める
朝の出発から目的地までの時間、そして、滞在時間などを決めていくと夕方の時間になります。
夕方には日帰り温泉を探しますが、その時間は、だいたい30分前後の時間を見ています。
それから、この日の車中泊地を決めることになるのですが、ほとんどは近くの道の駅やサービスエリアを探しておきます。
RVパークなども一応調べてみますが、ゆっくり泊ることがないので、ほとんど使いません。
できれば暗くなる前に車中泊地に着くよう1日の時間を調整しています。
春、夏のように日没が遅い時には余裕をもって決められるのですが、秋、冬の日没の早い時期、特に初冬の曇りの日などは午後4時を過ぎると暗くなってきますから、どうしても暗くなってからの到着になってしまいます。
私的には、泊ってはサービスエリアが一番安全で、トイレもキレイだし、ごみ箱もあり、3割の夜間割引もあり、今はハイウエイオアシスなど、温泉が付いているところもあって、快適に泊まれたりします。
車中泊旅行程を決める
その日その日の大体の行程が決まりましたが、もう一度見返して、無理な時間を設定していないか、違う道順がないかなどを一通り見直してみます。
その日数によっては、3日分の着替えしか持たないので、コインランドリーなどを日程の中に入れることになります。
コインランドリーは最低でも1時間ほど掛かりますから、日程の組み換えも必要になります。
そうそう、昼食の時間を入れるのも忘れがちです。
日程を考えるうえで、観光地に滞在する時間は、余裕をもって取っておくことで、車の運転も、慌てずに余裕をもって走らせることが出来ます。
あくまでも私の計画の立て方なので、参考になるかどうかはわかりません。
計画を立てている段階から、すでにクルマ旅が始まっていて、楽しい時間でもあります。
それでは、余裕のあるクルマ旅を、お楽しみください。