マックスファンリフトギヤ部自作

自作リフトギヤボックス内部マックスファン

マックスファンのリフトギヤ部品を自作

自作リフトギヤボックス

  

 マックスファンが走行中に、強風のためなのか、2回も開いてしまい、分解して見てみると、リフトギヤの部品がバラバラにこわれていました。
 壊れた部品をよく見てみると、鋳物でできていて、薄い作りで、張り合わせてあるようなのですが、見るからに貧弱な作りでした。

 

壊れたリフトギヤボックス

  

 三個目のリフトギヤ部品は、壊れやすいところに少し肉を盛ったりして改善しているようですが、前回の事もあり不安は消えません。

強化されたリフトギヤボックス

 

 その後は、走行中に風や振動などでマックスファンが開かないように、ファンを外しては紐で縛ったり、いろいろと考えてやってみましたが、車中泊の時にはファンを取り外して固定しているものを取り外し、またファンを取付るということしてみました。

 その取り外したり取り付けたりがとても面倒で、暑い日に買い物で駐車場に止めても、マックスファンの扉を開けずに車を停めるようになってしまいました。

 というわけで自作してみようとなったのですが、材料やら接合方法とか、構想だけで一か月、リフトギヤボックスの寸法を測り、バラバラになった部品を調べてみました。
 本体の厚みが12mmなので、せいぜい鉄板の厚みは1mm、残り10mmの中に稼働部のギヤを仕込まねばなりません。
 そして、試作をと、手をかけ始めました。
身近にある1mm厚の鉄板の材料を、寸法を合わせながら切断加工し、半田付けとロウ付けで作ってみました。

自作リフトギヤボックス内部

 部品自体が小さくて、ロウ付けでは熱が強すぎて難しいのですがハンダ付けよりは強度が強いはずです。
施工が未熟で、見てくれは良くありませんが、どうにか完成しました。
 貼り合わせる前に、取付位置に合わせ、稼働することを確認し、それから接合しました。

完成リフトギヤボックス

 取付後に2000kmほど走りましたが、異常はなさそうです。

 本体への取付ビスが抜けない限り、リフトギヤボックス自体に無理がかかってもボックスを鉄板で作ってあるのでバラバラに壊れることは無いと思います。

ギヤボックスアップ

 試作品のつもりで作ってみたのですが、見栄えは悪いものの、思いのほかの動きの良さだったので実際に取付けて使用しました。

 これで暫く使ってみることにします。

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