クルマ旅を快適に過ごすために!
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車中泊は、キャンプではない
クルマ旅といえば、「車中泊」しながら各地を巡り歩く旅ではないでしょうか。
道の駅やサービスエリアで仮眠していて、明け方、目にするのは車中泊と思われる車の数です。
窓に目隠しをした乗用車から、本格的なキャンピングカーも停まっています。
雑誌やテレビなどで、掲載されている「車中泊」。
なんとも魅力的で、楽しそうに写っています。
車の外にテーブルを出したり、折り畳みイスに座って寛いでいる写真や映像が出てきます。
でも、テーブルやイスを出して過ごすことができるのはキャンプ場やRVパークだけです。
キャンプ場で炊事をして、食事をする。寝る時だけテントではなく、車の中で寝るということを車中泊といっているようです。
そんな雑誌やテレビでの行為を、真似て、道の駅やサービスエリアでも、テントを張ったり、テーブルやイスを出して、車外で炊事をする人たちが出てきているのです。
「駐車枠の中だから何をしてもいい」という意見もあるようですが、隣に車を停められないことになります。
道の駅の、トイレの手洗いで鍋など食器を洗ったりする人もいて、道の駅側から見たら、迷惑行為以外の何物でもありません。
快適な車中泊に適したクルマ
このページでは、「乗用車で車中泊をしたい」という方には余り参考にならないかもしれません。
乗用車での「車中泊」には、かなりの制約があります。
狭い車内で、炊事もできますが、安定した台や設備も必要になります。
それに身体を横にして寝られるだけのスペースがないと、ただ疲れるだけの車中泊になってしまいます。
一泊だけの車中泊なら、まだそれでも耐えられるかもしれませんが、三日以上のクルマ旅には、それなりの設備や装備が必要になってきす。
キャンピングカーまではいかなくても、軽自動車のバンタイプからワンボックスカータイプの車が、どうしても欲しくなってきます。
車中泊に必要な設備
車中泊では、寒いからといって停車中にエンジンをかけておくわけにはいきません。他への迷惑はもちろんですが、燃料がびっくりするほど減ってしまいます。
寒い時期には、寝袋に包まったりしていましたが、夜中のトイレへの出入りにはファスナーの開け閉めがあり、大変不便でした。
車の中に、カセットガスヒーターを持ち込んだり、小さな石油ファンヒーターを置いてみたりもしましたが、狭い車内での温度調整が難しいし、換気をしていたり、一酸化炭素警報器はあるものの、やはり心配で熟睡できません。
今は、FFヒーター(わずかなサブバッテリーの電力と燃料で、車内の空気を汚すことなく暖房できるヒーター)を取り付けたので、真冬でも、早春や晩秋でも、寒さを気にせずに車中泊に出かけることができるようになりました。
ただ、夏の暑い夜は、苦労しました。
駐車場での車中泊は、窓やリヤドアを開けられない
雑誌などには、窓を網戸にしたりして風を入れる工夫をしていて、私もやってみました。
リアのドアを少し開けて換気をするやり方もやってみましたが、あるサービスエリアで、高速機動隊に、「ドアが開いている」と職務質問されたこともあります。
窓を開けての網戸や、リアドアの半開など、いずれの行為もキャンプ場などに限られます。
道の駅やサービスエリアの駐車場で網戸にした窓は、防犯上の不安があって、全開どころか、わずかな隙間にすることしかできません。
天井換気扇があればエアコン要らず
真夏でも、夜には外の温度は下がるものの、車内の熱気がうまく抜けきれず、熱帯夜そのもので、車載用の小さな扇風機を回しても、あまり役には立ちませんでした。
現在の車には、吸排気できる換気扇が天井に付いています。
車内の熱気を外に追い出すことができるので、前のような車内の暑さは無くなりました。
本当に暑いときは、温度の下がった外の空気を換気扇から取り入れると、車内に涼しい空気が入ってきます。
それと、車内には、高さの低い一般家庭用(テーブル扇風機)の羽の大きな扇風機を置きました。
風量が十分にあるので、換気扇から取り入れた涼しい空気と相まって、ほとんど快適に眠ることができます。
今時のキャンピングカーには、エアコンが最初から取り付けてあるものも出てきました。
さぞや夏の夜は快適でしょうね。
でも、エアコンを一晩中動かすには、大容量のサブバッテリーや12Vを100Vに変換するインバーターなどもそれなりの装備にしないと使用できません。
ましてや、後付けとなると、エアコンの室内機は、どうにか付けることができても、あの大きな室外機を設置する場所や方法を考えると、とても無理な話になります。
ウインドーエアコンとか、スポットクーラーとかの設置を考えていますが、まだ検討段階です。
これ以上は、イオンバッテリーでも安くならない限り価格相対的に無駄な気もしています。
真夏日が続くように時期は、車中泊の旅に出かけないのも、一つの手です。
楽しい車中泊、快適な車中泊のために
車中泊の良さは、旅の行程や時間に追われないこと、宿泊場所を探さなくて済むこと、だと思います。
私的にドライブ自体も好きなのですが、夜、「車中泊」の車の中で、ふたりで食事をしたり 、今日あったことや、明日の予定から天気のことなど、些細なことを語らう時間も楽しいものです。
そのためにも、ドライブや車中泊を快適に過ごすためにと、車に、装備や工夫を加えてきました。
今は、車中泊に関する道具や製品が、数多く出回っています。
それでも、自分なりに考えたり作ることも、楽しみの一つになっています。
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・快適なクルマ旅のために
装備の追加や改修した事
・クルマ旅をしたときの
「道の駅」や、訪れた観光地などのカーナビ検索情報や駐車場の情報
・車中泊するのに気になる
シャワー便座の設置、ゴミ箱があるか
など、クルマ旅には知っておきたい情報をまとめてみました。
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