リン酸鉄イオンバッテリーの驚きの使用報告

リン酸イオンバッテリーリン酸鉄イオンバッテリー

リン酸鉄イオンバッテリーは、驚きの使用感があった !

15泊連続の使用でもバッテリーは、満充電状態を保持 !

 今回、北海道一周16日間のクルマ旅では、以前から少し不安のあった鉛蓄電池100Ah2個並列に繋いだバッテリーが、2~3日の車中泊でも2台の冷蔵庫を使い、夜のインバーターによる100V変換された電気でテレビなどを使っていると、バッテリーの電圧が12Vを切るほどまで下がってしまうので、リン酸鉄イオンバッテリーに替えました。
 それに伴って走行充電器もリン酸鉄イオンバッテリー用に替えました。

                                 リン酸鉄イオンバッテリー x1

                                   リン酸鉄イオンバッテリー x2

 

                                        走行充電CTEK D250SE

現在のサブバッテリーなどでの電気使用状況は

 現在のサブバッテリーや電気の使用方法ですが、納車された時点では100hAのバッテリー1個で、冷蔵庫と室内照明、そして換気扇とテレビに使うだけだったので十分でした。 
 そして調理器具として電子レンジが装備されていましたが、これはあくまで100V電源を使うという仕様でした。

 これに自作で付け加えたのが100hAバッテリー2個を並列につないだ200hAサブバッテリーシステムでした。
 また、1500Wのインバーターを取り付けて100Vを取りだせるようにしました。
 しかし、このシステムでもサブバッテリーは鉛バッテリーでしたから電子レンジを使用できるのは、せいぜい2~3分程度で鉛蓄バッテリーは12V以下の電圧になり、その後は冷蔵庫も使えなくなるくらいにサブバッテリーを消耗してしまい、車中泊を続けること自体が無理になってしまうのでした。

長いクルマ旅でも充実した車中泊ができる電装システムに

 現在は、最初のサブバッテリーと並列につないだ2個のサブバッテリーは、リン酸鉄イオンバッテリーに交換し、電子レンジと電気ポット用に2000Wのインバーターを追加し、車のバッテリー(ディーゼルの寒冷地仕様で始動バッテリーが2個並列)につなぎ、使用するときは、車のエンジンを動かして使用します。
電子レンジ 電気ポット
 大きな電力を使うときは、サブバッテリーに負荷を掛けないようにして、サブバッテリーの容量を温存する仕様にしました。

 長い車中泊が続くクルマ旅では、既存の冷蔵庫では、スーパーなどでの買出しで、冷凍食品などの簡単に調理できる食材も必要になるため冷凍冷蔵庫を買い足して使用しています。
追加冷凍冷蔵庫
 以前は、100hAのサブバッテリー1個で、2個の冷蔵庫を動かしていましたが、さすがに24時間の使用では、走行充電も間に合わない状況でした。
 そこで今では、一個の100hAサブバッテリーと、並列につないだ200hAのサブバッテリーの間にリレーを取付け、サブバッテリーの状態によって、ボタンスイッチで切り替えることができるように改造しています。

電気炊飯器にはポータブルバッテリーを使う

 今回は電気炊飯器を使ったのですが、使ったバッテリーが300Whのポータブルバッテリーでした。炊飯器が270Wで300W使用のポータブルバッテリーではギリギリのようですが、炊飯時間が20分くらいで炊き上がり、ポータブルバッテリーの容量の50%くらいで炊き上がります。
 このポータブルバッテリーは、車のシガーソケットから充電でき、また使用と充電が同時にできのるで、走行中に100Vを使用しながら同時に充電もでき、スマホなどの充電もできるので重宝しています。
ポータブルバッテリー

リン酸鉄イオンバッテリーは北海道のクルマ旅でも満足な性能を維持

 北海道をクルマ旅した結果ですが、24時間、2台の冷蔵庫は稼働したまま。車中泊地に着いてバッテリーゲージを見ると13.4Vでした。ほぼ満充電状態です。
 そして朝、走行前には13.1Vから13.2Vくらいでした。
 北海道という土地柄もあって、走行時間もけっこうあったとは思いますが、全く100Vからの充電の必要もなく、使用できたことは、とても満足しています。
 途中、RVパークでの車中泊もあったのですが、電源無しのところでも不安なく過ごすことができました。
 リン酸鉄イオンバッテリーの凄さを実感したクルマ旅になりました。

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