地デジアンテナはヘンテナがよさそう ?

ヘンテナ

「ヘンテナ」という地デジアンテナ

車中泊の夜、お世話になるテレビ放送

   これまで車中泊を続けてきて、夜、お世話になっていたのが地デジのテレビ放送です。
 車中泊地について、まずはテレビの電源を入れて、その地域で放送されているチャンネル合わせをするのですが、周りに住宅があるのにNHK放送の受信状態が悪かったり、全く受信しなかったところもありました。

地域によっては、ケーブルテレビだったり、BS放送だけだったりするところもあるそうですが、わずかに受信していることがあっても、朝になると全く受信しなくなることが常でした。

 

 

車載用の全方位型の地デジアンテナは ?

 車には、車載用の全方位型の地デジアンテナを取り付けているのですが、それほどの感度はないようでした。
 説明書には「八木アンテナ相当の感度がある」と書いてはあるのですが、八木アンテナは志向性のあるアンテナで、家庭での固定で使うアンテナです。

しかし、車に八木アンテナを付けて走るわけにもいかないですから市販で売っている車載用の無指向性のアンテナにしていのでした。

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ヘンテナを付けて見た

 ところが、WEBには「ヘンテナ」という地デジアンテナの有ることを知りました。

沢山の方々が工夫して作っているようで、その中でも車載用に作っている方もいました。

 私も、6mmの銅パイプを加工して作ってみました。

 現在取り付けている市販の無指向性の地デジアンテナとヘンテナを交互に繋いで車のテレビでアンテナレベルを比べてみると、なんと、ヘンテナの方がアンテナレベルが高かったのです。
(自宅の元々アンテナ感度の良好な地域での結果です)

 ヘンテナを車に取付けるにあたり、走行時の風の影響も考え、伸び縮みする構造にして、リヤのラダーに垂直に取り付けてみました。

 車庫の中でのアンテナレベルの違いには感心したものの、実際に車中泊地ではどうなるのか、何回かは両方を車に取付けて実証してみました。
 実際のところ、市販の無指向性アンテナは、夜はどうにか受信するのですが、大型トラックが近くを通ったり、また、朝になると全く受信しなくなることがしばしばでしたが、ヘンテナは、それよりは良さそうな感じです。

 これからは、市販の無指向性アンテナを取り外して、ヘンテナだけでの車中泊旅に挑戦です。

 どうしても地デジが受信できないときには、BSアンテナを伸ばして衛星の方向に向け、微調整を受信感度計で探して受信する方法もありますから、どうにか夜の時間を過ごすことができるのですが、やはり、アンテナを少し伸ばせば地デジ放送が見られるヘンテナの方が、使用頻度は高くなります。

 

実際に車中泊でのヘンテナは ?

 実際に、車中泊しながらの結果ですが、場所によりですが、あまり良くありませんでした。
 結局、ヘンテナは、自宅でアンテナの感度を調整しながらの使用なら、とても良いのかもしれません。
 道の駅などでは、街から離れていたりして、放送中継所から遠いところが多く、ほとんど受信できませんでした。
 それよりも、ネットで売られている2,000円くらいのブースター付きの、磁石でクルマの屋根に取り付けられる無指向性アンテナの方が、地デジを見られる確率が高いように感じています。

やはり地デジは指向性アンテナがいい !

 今は、折り畳みのできる指向性アンテナを取り付けていますが、これがやはり一番感度がいいようです。
しかし、中継局の向きや、距離などはスマホのアプリで分かるようですが、実際に道の駅などでアンテナを向けてみても受信しないこともありました。

 安価なレベルメーターを使用しているからかもしれません。
それに、その地域でのテレビ受信がケーブルテレビなどの状況があるのかもしれません。

 

指向性のアンテナ

 

そんな時は、やはり頼りになるのがBS放送です。

BS放送の方が、アプリで衛星の方向を確認して、その地域でのアンテナの向い角度を合わせ、後はレベルメーターで向きを微調整することで簡単で確実に放送を受信できるので、BSアンテナを繰り出して見ている方が多くなりました。

 また、雨などでアンテナを操作できない時は、USBに入れた映画を見て過ごすこともあります。

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